このページでは、川崎競馬場m戦の特徴、枠順傾向、上位騎手成績、厩舎成績、血統成績についてまとめています。
ぜひ、予想する際のご参考になさってください。
川崎競馬900mコース概要
スタート地点は向正面の入口。
3コーナーまでの距離は約400mで、1000mを切るスプリント戦だけあって先行争いは熾烈。
基本的に逃げが圧倒的有利で、集計期間内「追込」に関しては、1%を切ります。
テンの速さが絶対的なカギを握る舞台ですが、下級条件ではたまに2ハロン目で外から内の馬を制して前に出ていく馬もいるので、その点の読みが予想としては難しい点です。
★脚質別成績
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 228-147-85-42-51-176/729 | 31.3% | 51.4% | 62.4% | 186.1% | 136.0% |
先行 | 143-155-161-147-112-464/1182 | 12.1% | 25.2% | 37.8% | 80.7% | 94.3% |
差し | 52-105-141-184-175-943/1600 | 3.3% | 9.8% | 17.6% | 22.7% | 49.8% |
追込 | 9-25-47-57-95-860/1093 | 0.8% | 3.1% | 6.5% | 16.2% | 24.3% |
川崎競馬900m 枠順別成績
★枠順別成績
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 32-48-54-41-45-205/425 | 7.5% | 18.8% | 29.9% | 34.1% | 73.0% |
2 | 40-42-39-55-42-211/429 | 9.3% | 19.1% | 26.8% | 45.2% | 75.1% |
3 | 42-46-37-43-48-212/428 | 9.8% | 20.6% | 27.8% | 65.4% | 68.0% |
4 | 53-37-48-30-39-221/428 | 12.4% | 21.0% | 30.8% | 123.0% | 82.3% |
5 | 65-57-57-49-75-363/666 | 9.8% | 18.3% | 26.0% | 48.7% | 58.3% |
6 | 63-56-57-65-70-414/725 | 8.7% | 16.4% | 23.6% | 53.4% | 58.9% |
7 | 71-66-68-78-59-412/754 | 9.4% | 18.2% | 26.3% | 68.7% | 62.6% |
8 | 66-80-74-69-55-410/754 | 8.8% | 19.4% | 29.0% | 62.9% | 80.5% |
枠順差はそこまで感じませんが、勝率、単勝回収率的にも4枠が少し良い傾向にあります。
内枠を引いた馬は、逃げてこその馬ならば包まれるリスクがありますし、川崎のコーナーは、キツいので、外々を回ることになると結構な不利。
この舞台では逃げが有利ですが、狙いたい馬がスンナリハナに行けそうか、また外2番手が我慢が効きそな個性を持っているのか、3番手or好位の内でも競馬ができそうなのかを考える必要性があります。
川崎競馬900m上位種牡馬成績
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
サクラゼウス | 21-13-5-6-2-23/70 | 30.0% | 48.6% | 54.3% | 132.0% | 96.0% |
ディスクリートキャット | 14-12-9-7-10-49/101 | 13.9% | 25.7% | 34.7% | 142.3% | 103.4% |
ヘニーヒューズ | 13-9-9-6-7-37/81 | 16.0% | 27.2% | 38.3% | 61.6% | 68.1% |
ザファクター | 12-2-5-8-5-21/53 | 22.6% | 26.4% | 35.8% | 75.5% | 57.0% |
ロードカナロア | 12-10-8-5-5-43/83 | 14.5% | 26.5% | 36.1% | 89.5% | 100.5% |
サクラゼウス産駒は、ブレイブゼウスやサンダーゼウス、サンドビューティといった特定の馬が長い時間かけて作っている数字なのは鵜呑みは厳禁。
となると近年注目になるのは、ディスリートキャット産駒はじめ、ヘニーヒューズも含むストームキャット系種牡馬になるかと思います。
ロードカナロアもお買い得。
この馬の血統も日本ダートでよく走るキングマンボ×ストームキャット系の構成なので、走る理にかなっています。
また、上位にはランクインしませんでしたが、今後も血統的にまだ買いかなというのは、ネロとモーニン産駒。
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ネロ | 11-8-2-2-1-8/32 | 34.4% | 59.4% | 65.6% | 251.9% | 125.3% |
モーニン | 7-2-4-0-5-8/26 | 26.9% | 34.6% | 46.2% | 254.2% | 106.2% |
どちらも父系はヘネシーを経由しているストームキャットなので、川崎900m戦とは好相性ということは、覚えておくと良いことがあるかもしれません。
川崎競馬900m上位母父血統成績
母父 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
サウスヴィグラス | 21-12-12-13-9-59/126 | 16.7% | 26.2% | 34.9% | 67.5% | 65.3% |
ゴールドアリュール | 14-14-15-9-11-60/123 | 11.4% | 22.8% | 35.0% | 85.7% | 84.8% |
ダイワメジャー | 12-6-3-6-4-40/71 | 16.9% | 25.4% | 29.6% | 38.3% | 49.0% |
サクラローレル | 11-0-1-3-0-8/23 | 47.8% | 47.8% | 52.2% | 253.5% | 85.7% |
アグネスデジタル | 10-8-6-7-8-36/75 | 13.3% | 24.0% | 32.0% | 62.4% | 115.1% |
回収率は低めに出ていますが、母父サウスヴィグラスは今後南関東競馬の母父血統としては、ある種鉄板。
大きくプラス要素として考えるよりかは、マイナス要素がないと捉えると良いでしょう。
現役時代短距離馬で、延長した際にどうかという考えはあるかと思いますが、短距離であればその心配もありません。
同様の考え方で、ゴールドアリュールとダイワメジャーも扱えればといった感じ。
サクラローレルに関しては、種牡馬成績のところにも書いたサンダーゼウス一頭の記録なので参考外。
アグネスデジタルは、近年ではシークザトゥルースという馬が連勝で重ねていた数字でバフがかかっている感じもありますが、他の産駒も走っています。
さらに中央競馬や他場でも母父アグネスデジタルは走るので、見つけた際には抑えの候補として考えるのはいいかもしれません。
川崎競馬900m上位騎手成績
騎手 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
山崎誠士 | 52-36-33-19-23-70/233 | 22.3% | 37.8% | 50.6% | 94.8% | 82.9% |
森泰斗 | 34-24-13-16-10-34/131 | 26.0% | 44.3% | 53.4% | 82.6% | 75.4% |
野畑凌 | 32-28-28-26-28-87/229 | 14.0% | 26.2% | 37.6% | 57.2% | 81.8% |
矢野貴之 | 30-17-17-10-15-38/127 | 23.6% | 37.0% | 49.6% | 91.9% | 79.1% |
町田直希 | 29-33-18-22-13-90/205 | 14.1% | 30.2% | 36.1% | 61.5% | 66.9% |
ベタ買いでは、プラスになるという騎手はおらず、トップは断然で山崎誠士騎手。
中でも兄の山崎裕也厩舎とのコンビで勝ち星を多く連ねています。
森泰斗騎手と矢野貴之騎手に関しては、高月厩舎とのコンビがアツめ。
町田騎手は1番人気騎乗の際には複勝率が約8割とかなり安定した成績を残しています。
川崎競馬900m上位調教師(厩舎)成績
調教師 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
山崎裕也 | 58-56-46-33-26-115/334 | 17.4% | 34.1% | 47.3% | 82.6% | 86.2% |
高月賢一 | 45-17-19-19-13-64/177 | 25.4% | 35.0% | 44.6% | 114.2% | 80.1% |
鈴木義久 | 34-25-30-25-21-94/229 | 14.8% | 25.8% | 36.7% | 73.9% | 83.7% |
佐々木仁 | 20-23-15-26-26-97/207 | 9.7% | 20.8% | 27.5% | 43.9% | 67.1% |
山崎尋美 | 19-17-19-21-16-90/182 | 10.4% | 19.8% | 29.1% | 52.4% | 72.3% |
トップは山崎裕也厩舎で、複勝率でも1位。
かなり安定した成績を残していると言えます。
高月厩舎は、この記事で何度か出てきているサンダーゼウスを管理する厩舎でもありますが、他馬でもしっかりと成績を残しており、単勝回収率は集計期間でプラス。
鈴木義久厩舎は、主戦が町田騎手になることが多いので、人気の際には狙ってみてもいいかもしれません。
他、山崎尋美調教師は山崎誠士騎手とのコンビで好成績です。
回収率向上のヒント!川崎競馬900mの特徴まとめ
★超のつくスプリント戦だけに「逃げ」てこそ。
★枠順は3年間の集計で幾分4枠が有利な傾向に。
★種牡馬成績としては、ストームキャット系が上位を席巻。
★母父成績ならサウスヴィグラスが強い
★山崎誠士は兄だけではなく、馬券的には父の尋美厩舎との成績が良い。
★町田騎手は人気の際には複勝率が高い。
★高月厩舎はサンダーゼウスで数字を挙げたのもあるがそれでも単勝回収率プラス。
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