浦和競馬2000mコース特徴/有利枠/血統傾向/騎手・調教師成績/攻略法まとめ

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浦和競馬

このページでは、浦和競馬場2000m戦の特徴、枠順傾向、上位騎手成績、厩舎成績、血統成績についてまとめています。

ぜひ、予想する際のご参考になさってください。

浦和競馬2000mコース概要

画像引用:浦和競馬場|競馬場ガイド|地方競馬情報サイト

スタート地点は800m戦と同じくして2コーナーを回り切ったところ。

3コーナーまでの距離は約400mほどではありますが、コーナーを6回使うためさほど序盤から激しい出入りのある展開にはあまりなりません。

この距離は、川崎2000m戦や船橋2200m戦と合わせて、下級条件でも近年頻繁に組まれる距離であり、重賞のような地力のあるメンバーでなければ基本的にスタンド前でペースがグッと落ちる傾向に。

レースが動くとするなら、このペースがグッと落ちた1周目のスタンド前か、2周目の向正面で早めに踏んでいく馬がいるかのどちらかのパターンが主なもの。

動いてくる馬がいない限りは残り800m~あたりからのスパート合戦になるため基本的には前が残りやすくなります。

★脚質別成績

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ49-30-14-15-21-78/20723.7%38.2%44.4%344.0%120.2%
先行43-51-54-34-36-181/39910.8%23.6%37.1%94.8%87.2%
差し35-44-53-74-52-298/5566.3%14.2%23.6%35.3%57.3%
追込14-15-19-22-31-273/3743.7%7.8%12.6%39.9%43.4%

基本的には逃げた馬が有利になります。

距離がある分、差し馬にも出番があるということにもなりますが、そのイメージ差分も相まって、逃げ馬の旨味がかなり感じられる単勝回収率の結果になっています。

コースの形態上、最初の2Fですぐにコーナーに入って、ペースが落ち着く分逃げ馬有利に働きやすいという見方もできます。

複勝率でも40%を超えていますので、単騎で行けるのでは?という馬を発見した際には積極的に狙ってみましょう。

浦和競馬2000m 枠順別成績

★枠順別成績

枠番着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
111-9-14-16-12-78/1407.9%14.3%23.6%118.1%64.6%
214-12-15-11-7-80/13910.1%18.7%28.8%51.5%58.1%
314-16-18-12-10-71/1419.9%21.3%34.0%101.6%90.4%
410-14-10-13-20-72/1397.2%17.3%24.5%37.3%66.5%
512-19-14-27-34-110/2165.6%14.4%20.8%182.5%71.4%
628-21-18-23-21-127/23811.8%20.6%27.7%84.9%69.1%
726-24-23-21-20-144/25810.1%19.4%28.3%62.1%62.9%
826-25-28-22-16-152/2699.7%19.0%29.4%92.1%76.3%

1、3、5枠と奇数枠の単勝回収率が何故か単勝回収率100%超え。

特に最内枠からスンナリハナを取り切れるような馬であれば、展開の恩恵は大きく受けられる気がします。

勝率で見ていくと、際立って枠の良し悪しもなさそうなので、あまり枠番にこだわりを持たず、狙いたい馬の個性と相手関係、展開の恩恵があるのかどうかを吟味した方がよさそうです。

浦和競馬2000m上位種牡馬成績

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
フリオーソ7-5-15-9-9-25/7010.0%17.1%38.6%46.9%107.6%
ジャスタウェイ6-1-5-2-5-23/4214.3%16.7%28.6%104.5%60.7%
ハーツクライ5-4-4-2-3-17/3514.3%25.7%37.1%26.9%72.3%
キズナ4-6-2-8-1-16/3710.8%27.0%32.4%97.0%71.6%
トーセンジョーダン4-3-4-7-5-12/3511.4%20.0%28.6%57.4%46.0%

1400m1500m戦との比較では大きく種牡馬傾向が変わりました。

中央競馬においても中長距離で結果を残している種牡馬が上位へ。

体力面に優れているロベルト系統のフリオーソや、成長力に優れているハーツクライやその仔であるジャスタウェイ産駒が優秀。

他にも馬格が大きめに出やすいキズナ産駒は牡馬が好成績を残す傾向にあり、トーセンジョーダンはジャングルポケット経由のトニービンの体力が効いている印象です。

浦和競馬2000m上位母父血統成績

母父着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
ネオユニヴァース8-5-3-3-4-16/3920.5%33.3%41.0%264.1%146.2%
クロフネ6-6-4-1-9-31/5710.5%21.1%28.1%44.4%62.3%
アドマイヤムーン5-2-1-2-2-26/3813.2%18.4%21.1%205.5%53.2%
フレンチデピュティ5-1-1-0-0-5/1241.7%50.0%58.3%230.0%109.2%
タニノギムレット5-1-4-1-7-13/3116.1%19.4%32.3%67.1%57.1%

ダート中距離に強いネオユニヴァースが母父としてトップ。

そしてフレンチデピュティ、クロフネ親子の持久力はどの舞台でも優秀。
これは芝のレースでも言えることなので、覚えておくとた血統情報としては大変便利です。


他では、種牡馬成績では短距離成績が優秀だったアドマイヤムーン。

フリオーソと同じくして、ブライアンズタイムを持つロベルト父系のタニノギムレットが好成績の残しています。

浦和競馬2000m上位騎手成績

騎手着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
笹川翼13-7-8-7-5-22/6221.0%32.3%45.2%59.2%62.7%
山崎誠士7-7-1-6-3-7/3122.6%45.2%48.4%77.1%89.7%
張田昂7-7-3-2-4-21/4415.9%31.8%38.6%58.6%92.0%
本橋孝太7-4-2-3-3-13/3221.9%34.4%40.6%80.0%66.6%
七夕裕次郎7-4-6-4-4-32/5712.3%19.3%29.8%517.7%111.9%

集計期間内では森泰斗騎手のデータを取りのぞいている関係で、笹川翼騎手が断然のトップ。

ですが、率を見ていくと山崎誠士騎手が一番の成績でした。
個人的にはあまりイメージがなかったので、これは少し以外でした。

他、船橋の張田騎手は近年では川崎の田島厩舎と残したエスジーリカチャンと残した数字が大きく、本橋騎手に関しては、小久保厩舎とのコンビでこそ。

地元の若手、七夕裕次郎騎手は、一度単勝約250倍で大穴を開けている外れ値が存在するので、この回収率は出来過ぎということはお伝えしておきますが、勝利度数は立派です。

浦和競馬2000m上位調教師(厩舎)成績

調教師着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
平山真希14-10-14-11-7-40/9614.6%25.0%38.5%85.1%72.8%
小久保智13-10-4-7-12-29/7517.3%30.7%34.7%78.4%62.3%
箕輪武8-3-7-6-4-23/5115.7%21.6%35.3%106.3%81.4%
工藤伸輔6-7-10-3-9-32/679.0%19.4%34.3%138.4%100.6%
宇野木博6-3-5-6-2-19/4114.6%22.0%34.1%36.1%55.9%

2000m戦では、小久保厩舎ではなく、平山厩舎が集計期間内ではトップ。

率で考えていくと、箕輪厩舎がお買い得。宇野木厩舎に関しては回収率から察するにかなり人気先行な感。

それでも勝率から複勝率まであわせて優秀なので、要マークでしょう。

回収率向上のヒント!浦和競馬2000mの特徴まとめ

★下級条件では基本的に「逃げ」「先行」が断然有利
★枠はあまり気にせず、馬の個性と並びがどうなるかを重視した方がベター
★血統傾向は大きく変わって、中長距離で実績を残している父系から
★母父成績でもネオユニヴァースを筆頭に、フレンチデピュティ、クロフネ親子といったところから。
★トップは笹川翼騎手もポイントは本橋孝太騎手×小久保智厩舎
★小久保厩舎も優秀だが、その上をゆく平山真希厩舎

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