このページでは、大井競馬場1000m戦の特徴、枠順傾向、上位騎手成績、厩舎成績、血統成績についてまとめています。
ぜひ、予想する際のご参考になさってください。
大井競馬1000mコース概要
大井競馬場の1000mスタート地点は、2600m戦と同じで向正面の中間に位置しています。
スタートしてから間もなく3コーナーへ進入するため、短距離戦はスタートが命とは言いますが、中でもスタートダッシュが極めて重要な舞台ということでができます。
使用コーナーは外回りで、最後の直線は386mと地方競馬最大級の長さになります。
ですが、距離の短さから基本的には差し、追込み勢には厳しい舞台設定。
機動力のある馬が有利に走れる舞台になります。
★【参考】脚質傾向
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 6-4-1-3-1-6/21 | 28.6% | 47.6% | 52.4% | 71.4% | 81.9% |
先行 | 8-3-6-2-2-22/43 | 18.6% | 25.6% | 32.6% | 76.7% | 69.1% |
差し | 2-6-7-8-9-29/61 | 3.3% | 13.1% | 24.6% | 33.9% | 64.1% |
追込 | 0-3-2-3-4-26/38 | 0.0% | 7.9% | 13.2% | 0.0% | 43.7% |
大井競馬1000m 枠順別成績
◆枠順別成績
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2-3-1-3-0-7/16 | 12.5% | 31.3% | 37.5% | 54.4% | 82.5% |
2 | 0-3-4-0-2-7/16 | 0.0% | 18.8% | 37.5% | 0.0% | 93.8% |
3 | 3-3-0-0-0-10/16 | 18.8% | 37.5% | 37.5% | 118.1% | 80.6% |
4 | 2-1-4-3-1-5/16 | 12.5% | 18.8% | 31.3% | 20.6% | 46.2% |
5 | 1-4-1-1-3-11/21 | 4.8% | 23.8% | 28.6% | 24.3% | 58.1% |
6 | 1-1-2-3-5-13/25 | 4.0% | 8.0% | 16.0% | 13.6% | 55.2% |
7 | 2-1-1-4-4-15/27 | 7.4% | 11.1% | 14.8% | 14.1% | 18.9% |
8 | 5-0-3-2-1-15/26 | 19.2% | 19.2% | 30.8% | 98.1% | 88.5% |
集計期間はオーストラリア産の白砂に代わってからなので、サンプルは少な目ではありますが、8枠成績が目立ちます。
外枠逃げor好位スンナリのパターンで、勝ち星を挙げる馬が多いようです。
最内枠、3枠も好調。内枠で買いたいと思った馬がいた際には、過去に1000m以下で逃げられた戦歴があるかどうかチェックすると良いでしょう。
最低でも1200mで逃げた経験のない馬はスンナリ先行することは難しい舞台です。
大井競馬1000m上位種牡馬成績
◆種牡馬成績
父 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ヘニーヒューズ | 3-0-1-1-0-0/5 | 60.0% | 60.0% | 80.0% | 98.0% | 102.0% |
タイセイレジェンド | 2-0-0-0-0-0/2 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 200.0% | 120.0% |
セレスハント | 1-1-0-0-0-2/4 | 25.0% | 50.0% | 50.0% | 410.0% | 122.5% |
ダノンレジェンド | 1-0-0-0-0-1/2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% | 70.0% | 50.0% |
ニューイヤーズデイ | 1-0-0-0-0-0/1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 510.0% | 260.0% |
サンプル数が少ないので、血統的に断言できる要素がほとんどありませんが、一つ言えるのであればヘニーヒューズ産駒の機動力はこの舞台では魅力。
今後も安定的に成績を残していくと思われます。
また、今後ルックスザットキル産駒が出てくれば買いでしょう。
同馬産駒は、大井1200m戦で大活躍しているので、この血統は注目。
いずれも父系はストームキャットになりますので、米国質かつストームキャット系統の血を持つかどうかが、この舞台で活躍できるかのカギになるでしょう。
大井競馬1000m上位母父血統成績
母父 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ジャングルポケット | 4-0-0-1-0-0/5 | 80.0% | 80.0% | 80.0% | 128.0% | 88.0% |
サウスヴィグラス | 2-1-2-1-1-8/15 | 13.3% | 20.0% | 33.3% | 41.3% | 76.7% |
ワカオライデン | 2-0-0-0-0-0/2 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 200.0% | 120.0% |
シンボリクリスエス | 1-0-2-1-0-4/8 | 12.5% | 12.5% | 12.5% | 23.7% | 16.3% |
ブラックタイド | 1-1-0-0-0-1/3 | 33.3% | 66.7% | 66.7% | 520.0% | 156.7% |
トップはジャングルポケット。
偶然のようで、3頭が作っている記録なので、まだ注目しておく価値はありそうです。
出走頭数が既に多いですが、サウスヴィグラスは今後も母父として目が離せません。
ダート短距離ならば、繁殖牝馬を通して、優秀なスプリンターを輩出することを個人的には予想しています。
大井競馬1000m上位騎手成績
騎手 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
吉井章 | 2-0-0-0-0-3/5 | 40.0% | 40.0% | 40.0% | 344.0% | 84.0% |
和田譲治 | 2-0-1-0-1-2/6 | 33.3% | 33.3% | 33.3% | 55.0% | 35.0% |
藤田凌 | 2-2-1-0-0-6/11 | 18.2% | 36.4% | 45.5% | 71.8% | 99.1% |
矢野貴之 | 2-4-0-1-0-3/10 | 20.0% | 60.0% | 60.0% | 32.0% | 78.0% |
森泰斗 | 1-0-1-0-1-1/4 | 25.0% | 25.0% | 25.0% | 47.5% | 32.5% |
施行回数も多くなく、短距離戦ということもあって、騎手よりかは馬自身の力に依拠するところが大きいと思います。
「誰が」というよりかは「どの馬のスタートダッシュ」が良いのかにしっかり注目すべきでしょう。
大井競馬1000m上位調教師(厩舎)成績
調教師 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
的場直之 | 3-0-0-0-0-0/3 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 163.3% | 110.0% |
朝倉実 | 2-0-0-0-0-1/3 | 66.7% | 66.7% | 66.7% | 133.3% | 80.0% |
松浦裕之 | 1-0-0-0-0-0/1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 300.0% | 150.0% |
橋本和馬 | 1-1-0-0-0-3/5 | 20.0% | 40.0% | 40.0% | 56.0% | 70.0% |
鷹見浩 | 1-0-2-0-1-2/6 | 16.7% | 16.7% | 50.0% | 56.7% | 65.0% |
厩舎成績も施行回数が少ないので、明確なことは言えません。
厩舎色というよりかは、やはり「馬の個性」がどうなのかを吟味すべき距離舞台なのかなと考えます。
回収率向上のヒント!大井競馬1000mの特徴まとめ
★ワンターン戦で3コーナーまで距離がないので、当然ながらスタートダッシュが極めて重要。
★近走成績でも1200m以下で逃げ・先行歴のある馬を中心に据えるべき。
★差し、追込み脚質はかなり厳しい。
★血統はヘニーヒューズ産駒をはじめとするストームキャット系種牡馬から
★母父はサウスヴィグラスに注目
★騎手成績、厩舎成績は気にしなくても大丈夫。
【!】白砂に代わって以降が集計期間なので、今後もデータが集積でき次第更新します!
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